- 予算区分
- CD 文科-科研費
- 研究課題コード
- 0508CD466
- 開始/終了年度
- 2005~2008年
- キーワード(日本語)
- 温暖化影響評価,高解像度気候モデル,極端な気象現象,適応
- キーワード(英語)
- IMPACT ASSESSMENT OF CLIMATE CHANGE, HIGH-RESOLUTION CLIMATE MODEL, EXTREM CLIMATE EVENTS, ADAPTATION
研究概要
本研究の最終目的は、気候変動がもたらす大規模な環境変化に対して、技術・政策面での国際的な対応力を実現する方策を提案することである。より具体的には、気候変動のリスク情報・評価手法・適応政策に関する統合データベース構築し、広く国際的に提供する。統合データベースを核として、適応策に関する研究国際ネットワークを形成する。このネットワークは、アジア・太平洋地域における研究交流、人材交流を促進する役割を果たす。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:政策研究
全体計画
気候シナリオ班として、研究期間にわたり、最新の気候シナリオを提示する。(担当:江守)
適応政策班として、適応策の総合評価を可能にするため、AIM統合評価モデルの影響予測モジュールと適応策モジュールを改良する。また、気候シナリオ、影響予測、適応政策指針、適応技術など各分野の成果を統合するため統合データベース構築を進める。(担当:原沢・高橋)
今年度の研究概要
平成19年度は、前年度に行った研究(農業影響評価モデルの日別気候値利用のための拡張、適応関連研究文献データベースの拡張)を発展させる形で、気候モデルによる将来気候予測情報の不確実性を考慮するための農業影響評価モデルの拡張と、適応関連研究文献データベースの整理・拡張、を行う。
課題代表者
原澤 英夫
担当者
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江守 正多
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高橋 潔社会システム領域