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機械学習による画像とテキストのデータ統合を基盤とする環境価値評価手法の開発(令和 4年度)
Development of an environmental valuation method based on the integration of image and text data through machine learning

研究課題コード
2224CD019
開始/終了年度
2022~2024年
キーワード(日本語)
環境価値評価,生態系サービス,機械学習
キーワード(英語)
Environmental valuation,Ecosystem service,Machine learning

研究概要

本研究の目的は、写真やテキストが人々の経済行動に及ぼす影響を機械学習で分析することで、環境価値評価手法に関する既存のバイアスを軽減し、新たな環境価値評価手法を開発することである。情報学の分野では画像データやテキストデータの分析手法の研究が進められているが、環境価値評価にこれらを応用した研究は極めて少ない。また,画像やテキストの分析では膨大なサンプル数が必要である。そこで、SNSや携帯電話の電波情報などのビッグデータとアンケート調査のデータを組み合わせることで精度の高い新たな評価手法を開発する。本研究で開発した新たな評価手法を用いて、国立公園を対象に実 証研究を行い、今後の新たな環境政策・観光政策への応用可能性について検証する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

本研究ではSNSや携帯電話の電波情報などのビッグデータとアンケート調査のデータを組み合わせることで精度の高い新たな評価手法を開発する。本研究で開発した新たな評価手法を用いて、国立公園を対象に実 証研究を行い、今後の新たな環境政策・観光政策への応用可能性について検証する。

今年度の研究概要

ビッグデータを基盤するデータベースの整備、経済手法の開発等に着手する。

外部との連携

本研究の代表者は栗山浩一氏(京都大学)である。

課題代表者

久保 雄広

  • 生物多様性領域
    生物多様性保全計画研究室
  • 主任研究員
  • 博士(農学)
  • 経済学,心理学,農学
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