2008年12月26日
循環型社会研究プログラム(中間報告)
平成18〜19年度
国立環境研究所特別研究報告 SR-83-2008
大量生産,大量消費の社会は,負の側面としての大量廃棄をもたらしたと言われています。問題解決への中心的な解の1つが循環型社会を構築することであり,このことは21世紀を生きる人類に課せられた大きな課題であると考えられます。当研究所では,この重要な問題に対処するために,平成18年4月に開始した第2期中期計画において,「循環型社会研究プログラム」を重点研究プログラムの1つに設定し,研究を開始しました。本研究プログラムの目指すところは,天然資源の消費と廃棄物の発生を抑制し,循環利用する物質の流れを築くことと,廃棄物の適正な管理を担保することを車の両輪として,循環型社会を実現することにあります。本報告書は,循環型社会研究プログラムの平成18,19年度の研究成果を取りまとめたものです。中間的な成果を公表することで,今後の研究推進に反映するための貴重なご意見を各方面よりいただけることを期待しています。皆さんの忌憚のないご意見を是非お寄せ下さい。
(循環型社会・廃棄物研究センター 森口祐一)
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