生物応答を利用した排水管理手法に関する意見交 換会の開催と傍聴者の募集について(お知らせ)【開催終了】
(環境省記者クラブ、筑波研究学園都市記者会同時配付)
平成28年1月29日(金) 環境省水・大気環境局水環境課 課長:二村 英介 課長補佐:吉村 陽 担当:廣田 大輔 国立研究開発法人 国立環境研究所 環境リスク研究センター リスク / 環境リスク研究推進室 室長:鑪迫 典久 |
環境省及び国立環境研究所は、平成28年2月18日(木)に国連大学において、生物応答を利用した排水管理手法を導入しているドイツ、カナダ及び米国の政府担当官等と環境省が設置した検討会委員による意見交換会を開催し、本手法を活用する際の課題等に関して意見交換を行います。 |
1.開催の趣旨
近年、日々の暮らしの中で使用されている化学物質等の種類が年々増加しており、毒性情報が未知のものや排水規制に至らない化学物質が水環境中で水生生物に影響を及ぼし得ることが懸念されています。
諸外国では、有害性が明らかにされた物質の個別規制に加え、このような未知物質や規制対象外の物質も含めて評価する手法として、生物応答を利用する手法が排水管理の一手段として実施されてきています。
一方、我が国においては、環境省が設置した「生物応答を利用した水環境管理手法に関する検討会」(座長:須藤隆一 東北大学大学院工学研究科客員教授)の報告書「生物応答を利用した排水管理手法の活用について」が、昨年11月に取りまとめられたところです。
今後の本手法の活用についての検討の参考とするため、環境省及び国立環境研究所は、平成28年2月18日(木)に国連大学において、既に生物応答を利用した排水管理手法を導入しているドイツ、カナダ及び米国の政府担当官や関係事業者と上記検討会委員との意見交換会を行います。本意見交換会では、各国における排水管理手法の内容や活用の際の課題等に関して意見交換することとしています。
2.開催の概要
名称:生物応答を利用した排水管理手法に関する意見交換会
日時:平成28年2月18日(木)10:00~15:00(受付は9:30~)
場所:国連大学 Elizabeth Rose Room
〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
http://jp.unu.edu/about/contact-us#location
言語:日英同時通訳
主催:環境省、国立研究開発法人国立環境研究所
3.参加者の予定とプログラムの概要
参加予定者
○海外
・ドイツ連邦共和国環境庁 Frank Brauer氏
・カナダ環境省 Rick Scroggins氏
・アメリカ合衆国環境保護庁 Laura J. Phillips氏※1
(※1 WEB会議による参加を予定)
・アメリカ合衆国テトラテック社※2 Jerry Diamond氏
(※2 生物応答を利用した試験や排水管理に関する業務を行う事業者)
○国内
・前記1.の検討会及びバイオアッセイ技術検討分科会の検討委員
プログラム:別紙のプログラムの概要(予定)を参照
4.傍聴者の募集
本意見交換会は公開で開催し、以下のとおり傍聴者を募集します。傍聴を希望される方は、①~③のいずれかの方法により申し込んでください。
参加費:無料
定員:80名(応募多数のときは抽選となります。)
申込:次のいずれかの方法によります(基本的には①によりお申し込みください)。
当日は受付メールを印刷したものまたはFAXの返信を参加受付証としてご持参ください。
http://www.nies.go.jp/risk/referencelab/wet_ab2016/index.htmlにアクセスし、ウェブサイト上から参加申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
①による申込みができない場合は、氏名、ふりがな、所属、電話番号、メールアドレスを明記の上、件名を「WET意見交換会参加申込み」として、wet-ab2016@nies.go.jpに送信してください。
①、②による申込みができない場合は、氏名、ふりがな、所属、電話番号、FAX番号、メールアドレスを明記の上、件名を「WET意見交換会参加申込み」として、事務局宛FAXを送信してください。(FAX番号:029-850-2920)